
「お散歩コール」とは、
自宅内に設置する「見守ガイド」と、杖や歩行器などに取り付ける「お散歩タグ」の2つの製品で構成されている認知症老人徘徊感知機器です。
「お散歩タグ」に内蔵するセンサーと「見守ガイド」との通信で外出を検知し、アラーム音で在宅家族に知らせてくれます。
「あっ!?お爺さんが外出したわ!」って気付けるわけです。
そんな「お散歩コール」の活用方法は、外出を未然に防ぐ事ではなく、外出をしても安心して見守りが出来る点です。
なぜ安心して見守りが出来るかというと・・・
本体の介護保険レンタルとは別にオプションサービスに加入することで登録したスマートフォンに現在地のお知らせが送られてきます。(オプションサービスは別途月額300円税抜)
スマートフォンに送られてきたお知らせで、居場所がわかるのでお買い物に行っているのか、いつものお散歩なのか、いつもと違う場所に出かけているのかが把握できます。
居場所がわかるだけでも、家族はとっても安心が出来ると思います。
もし、自宅に戻ってこない場合は、スマートフォンに送られてくる位置情報からだいたいの居場所を特定することが可能です。
(ピンポイントではなく、だいたいの位置がわかります。それと、建物の中、電車の中だとGPSの検知が出来ないそうなんです

「お散歩コール」は外出をしないようにするのではなく、外出が自由にできる環境を作ってあげられる福祉用具だと思います。
オプションサービスは、スマートフォンにアプリを入れて登録するだけなので面倒な工事や通信サービス契約などはありません。
導入のハードルが低いので、ご興味がある方はお問い合わせください。
300円の支払いはクレジットカード決済になります。
ちなみに、一番高いハードルは利用者様にどうやってお散歩タグを持ち出してもらうかです。
歩行器、杖、鞄を必ず持って出かける方は問題なくご利用が出来ますが、
いつも手ぶらで出かける方にどうやってお散歩タグを持ち出してもらうか・・・
この点が一番の課題だと思っています。