ホームケアセンターイワサキのブログ「福祉用具専門相談員の目」

福祉用具プランナーのいるお店「ホームケアセンターイワサキ」のブログです。 新商品のご案内やレンタル開始のお知らせ等の情報発信ブログになります。

今日も「お散歩コール」「まもサーチ」を考える。

前回、前々回と「お散歩コール」「まもサーチ」のご案内をしましたが、改めて「お散歩コール」「まもサーチ」を必要としている家庭の事を考えてみました。

今までに、ひとり歩き(徘徊)で困っているご家庭の相談を何件も受けたことがありますが、その時の解決策は、ひとり歩きを未然に防ぐための解決策でした。
簡単に説明すると、、、
「対象者が玄関にやってくるとセンサーが感知して、チャイムで家族に知らせてくれる。」
そんな仕組みの福祉用具を導入する事でした。
外出を未然に防ぐ事は出来ましたが、「本人の外に出たい。」と言う思いや、「家族の自由にお出かけさせてあげたい。」と言う希望は叶えることは出来ませんでした。

「お散歩コール」「まもサーチ」がうまく活用できれば、自由にひとり歩きが出来る環境を作ってあげられる福祉用具だと思うんです。

ただ、実際に「お散歩コール」「まもサーチ」が利用できる対象者は、少ないと思っています。
なぜなら、「お散歩コール」「まもサーチ」を必要としている方は、荷物を持たないで手ぶらで出かける人が意外に多いいですよね。
どうやって、本体を持って出かけてもらうか。課題です。
履き慣れたシューズに後付で取り付けられるのが理想ですよね。

それと、充電です。
電池残量低下通知機能があるので、電池切れは防げると思いますが充電をどのくらいのペースで行うのかです。「まもサーチ」に関しては、毎日の充電が必要との事なので、それなりの負担になると思います。本体を2台用意して、交互に使う方法が有効かもしれません。

それでも、「お散歩コール」「まもサーチ」を必要としている方はいるはずなので、ご興味がある方はお問い合わせください。

印gif




「まもサーチ」も良いかも。

「お散歩コール」の紹介記事を書いた後に、どうすれば「お散歩コール」の課題が解決できるかを考え、検索をしていたところ、とても素敵なサービスを発見したので、ご紹介をいたします。

「まもサーチ」・・・みまもる さがせる GPSトラッカー

まもサーチ1
まもサーチ3


お散歩コールとコンセプトは同じで「見守る」「探せる」です。
出来ることも程同じ。

まもサーチ4


大きな違いは、持ち歩く本体が小さい。

まもサーチ


この小さな本体をどうにかして、対象の方に持ち出してもらう方法を探しだせれば、お散歩コールの課題が解決できると思うんです。

ご興味ある方は ↓ まもサーチのサイトを見てください。

まもサーチ 
https://senior.mamosearch.jp/

「まもサーチ」は、「お散歩コール」と違い介護保険レンタル対象ではありませんが、問題解決につながるサービスだと思いご紹介させて頂きました。

福祉用具プランナー 吉野

徘徊感知機器:お散歩コール



お散歩コール

「お散歩コール」とは、
自宅内に設置する
「見守ガイドと、杖や歩行器などに取り付ける「お散歩タグ」の2つの製品で構成されている認知症老人徘徊感知機器です。

「お散歩タグ」
内蔵するセンサー「見守ガイド」との通信で外出を検知し、アラーム音で在宅家族に知らせてくれます。

「あっ!?お爺さんが外出したわ!」って気付けるわけです。

そんな「お散歩コール」の活用方法は、外出を未然に防ぐ事ではなく、外出をしても安心して見守りが出来る点です。

なぜ安心して見守りが出来るかというと・・・

本体の介護保険レンタルとは別にオプションサービスに加入することで登録したスマートフォンに
現在地のお知らせが送られてきます。(オプションサービスは別途月額300円税抜)
スマートフォンに送られてきたお知らせで、居場所がわかるのでお買い物に行っているのか、いつものお散歩なのか、いつもと違う場所に出かけているのかが把握できます。

居場所がわかるだけでも、家族はとっても安心が出来ると思います。
もし、自宅に戻ってこない場合は、スマートフォンに送られてくる位置情報からだいたいの居場所を特定することが可能です。
(ピンポイントではなく、だいたいの位置がわかります。それと、建物の中、電車の中だとGPSの検知が出来ないそうなんです 頑張れGPS!)

「お散歩コール」は外出をしないようにするのではなく、
外出が自由にできる環境を作ってあげられる福祉用具だと思います。

オプションサービスは、スマートフォンにアプリを入れて登録するだけなので面倒な工事や通信サービス契約などはありません。
導入のハードルが低いので、
ご興味がある方はお問い合わせください。
300円の支払いはクレジットカード決済になります。

ちなみに、一番高いハードルは利用者様にどうやってお散歩タグを持ち出してもらうかです。
歩行器、杖、鞄を必ず持って出かける方は問題なくご利用が出来ますが、
いつも手ぶらで出かける方にどうやってお散歩タグを持ち出してもらうか・・・


この点が一番の課題だと思っています。


お散歩コール3

株式会社テクノスジャパン「お散歩コール」紹介動画

福祉用具レンタル品の追加一覧になります。

新しく追加になった福祉用具の一覧になります。

■車いす

■車いす付属品
ナーシングラック 車いす用クッション

■特殊寝台

■特殊寝台付属品

■床ずれ防止用具

■体位変換器

■手すり

■スロープ

■歩行器
ピウプレスト マム
セーフティーアーム  ロレータポケット

■歩行補助杖
かる楽四点杖360

■認知症老人徘徊感知機器

■移動用リフト

■自動排泄処理装置


歩行補助杖:かる楽4点杖360

レンタル開始のお知らせです。

商品名:かる楽4点杖360

レンタル価格:1,500円/1ヶ月 
ご利用者負担額:150
単位(1割負担額)

「かる楽4点杖360」は軽量480gで支柱が360度可動する四点杖です。


かる楽360

支柱が前後左右360度に動くメリットは・・・
①接地部分である杖先ゴム四点が
路面にしっかり接地する事。傾斜のある道路でも安定した接地面を確保します。
②1本杖と違い4点支持のため杖が自立する事。

標準的な四点杖との違いは・・・
杖を斜めにつける点です。
1本杖を利用している人でも違和感なく利用が可能だと思います。逆に4点杖を利用していた人だと360度動いてしまうことに不安に感じると思います。

支柱可動タイプは、利用に適している方、適さない方がいますのでしっかり評価・相談をさせて頂いてからレンタルの開始をさせて頂いています。

又、「かる楽四点杖360」は握り手にソフトグリップを採用しているので、手にかかる圧力を吸収し、手のひらの負担を軽減してくれます。

車いす付属品:ナーシングラック 車いす用クッション

レンタル開始のお知らせです。
商品名:ナーシングラック 角座ブレスクッション薄型穴無(厚さ6㎝)
レンタル価格:2,000円/1ヶ月
ご利用者負担額:200単位(1割負担額)


商品名:ナーシングラック 車いす用ブレスクッション背・座 (厚さ6㎝)
レンタル価格:3,000円/1ヶ月
ご利用者負担額:300単位(1割負担額)

ナーシング車いす


「ナーシングラック」とは、医療・看護用シープスキン。(羊ちゃんの毛皮です。)
ナーシングラック羊ちゃん

この羊ちゃんがとっても素晴らしい働きをしてくれます。
圧分散効果、寒さ対策、蒸れ改善もさることながら、座った時の『やさしさ』が他の車いす用クッションでは味わえない
『やさしさ』なのです。
この『やさしさ感覚』はご利用者様から教えて頂いた感覚なので、私には身に染みて味わえていない感覚なのでうまく言葉では伝えられないのですが、車いす用クッションで困っている方は一度お試しください。
お試しのご相談はホームケアセンターイワサキまで。

ナーシングブレス01


ナーシングラック01

ナーシングラック02

ナーシングラック03



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