おはようございます。
本日は、ポジショニング・床ずれについて
の社内研修会を行ったので、少しそんな話
をしたいと思います。
コロナ禍でなかなか以前の様な研修会が
出来ない状況ではありますが、しっかり
感染予防対策を行いながら、研修会を行
いました。
相談員の質が落ちますよね。
#オフラインの研修はやっぱ楽しい。
過去の日本褥瘡学会の記事にこんな
記載がありました。
『人為的な体位変換は,体圧を受ける
部位の移動と分散という"静的外力"を
排除する効果がある一方で,圧やずれ
という"動的外力"を創面に生じさせ,
治癒に影響を与える。
褥瘡への負担の少ない体位変換方法に
切り替える必要性を主張した。
具体例としては,人の手による体位
変換の場合にはスライディングシー
ツやポジショニンググローブを用い,
創と周辺組織を一塊にし,引き寄せ
るように移動させる方法を提案。
また,人的な体位変換そのものを見直
す場合には,自動体位変換機能付きマ
ットレスのや褥瘡予防用ピローの導入
が有効と語った。』
と、あります。
これって、まさに福祉用具の出番です
よね。
こんな記事もありました。
『大きな体位変換を行わずともスモール
・チェンジ法で体圧の再分配が行え、患
者の身体にかかる負担を減らす事が出来
る。』
と、あります。
これって、昔からある
「2時間30度側臥位法」
ですよね。
#大きな体位変換
三角枕を背中に差し込む的な側臥位ですよね。
#今は、そんな側臥位はしてない。
#スモール・チェンジ法???
記事の最後には,
『自動体位変換機能付きマットレスによる体
位変換の限界についても議論され,患者の体
型や体つき等の違いには対応できないことか
ら,
個々の状況に合わせてポジショニングを
考慮するアセスメント力は欠かせない。
との意見が挙がった。』
と、あります。
やっぱり
「人×福祉用具+福祉用具+福祉用具」
福祉用具の合わせ技で解決出来る事がある
と思っています。
#福祉用具には解決力がある。
次回はスモール・チェンジ法についてお話
をしたいと思います。
以上です。